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メールマーケティングに役立つ心理学「ザイオンス効果(単純接触効果)」【ステップメールコラム第6話】

コラム

例えば、初対面では何とも思わなかった相手と、何度も繰り返しコミュニケー ションを取るうちに「いつの間にか親しくなっていた」という経験はありませんか?

同じ人やモノに接する回数が増えるほど、しだいにその対象に対して好印象を持つようになる心理現象を「ザイオンス効果」と言います。

 

ザイオンス効果は、1968 年にアメリカの心理学者ロバート・ザイオンスによって提唱されました。

彼の名前が「ザイアンス」と表記されることもあることから、「ザイアンス効果」と呼ばれることもあります。日本語では「単純接触効果」として知られています。

ロバート・ザイオンス博士は「ザイオンス効果」について、以下のような実験を行いました。

(以下、http://rubymarketing.jp/blog/mere-exposure_effect/より引用)

 

【単語で実験】

参加者:トルコ語をまったく知らないアメリカ人

方法:トルコ語の単語を異なる回数で読み上げさせ、それぞれ単語が良い意味を持つと感じるかどうか評価させる

結果:◯

(読み上げた回数の多い参加者ほど、その単語を良い意味と評価した)

【漢字で実験】

トルコ語の単語では発音のしやすさが好感度を上げる要因になった可能性があるため、今度は読み上げることの出来ない漢字でも同様の実験が行われま した。

参加者:漢字を知らないアメリカ人

方法:さまざまな漢字を繰り返し提示し、好ましさを評価させる

結果:◯(提示頻度の高い漢字の好感度は高くなった)

 

【顔で実験】

次に、12人の男性の顔写真を使った実験も行われました。

参加者:顔写真の男性と面識のないアメリカ人

方法:12人の顔を繰り返し提示し、好ましさを評価させる

結果:△

( 1 2 人中 9 人の顔写真で、提示頻度の高い顔の好感度は高くなった)

(引用ここまで)

 

以上の実験結果により、接触頻度を高めることで好印象につながることが分かりました。

それでは実際のビジネス現場で「ザイオンス効果」を活かすにはどうすれば良いかというと、ステップメールの活用であったり、メールマガジンの配信頻度を高めるなどの施策が当てはまります。

特にステップメールは一度配信内容を設定しておけば、一定期間、お客様を自動的にフォローすることができるようになります。

接触頻度を高めることが、ひいては配信者に対する信頼感を醸成することに繋がり、最終的なビジネスの成果にも繋がりますので、ぜひ読者と継続的なコミュニケーションを取られてみてはいかがでしょうか。

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