ステップメール作成に役立つ心理学についてご紹介します。
今回は「ウィンザー効果」です
ウィンザー効果とは、「第三者の言葉を信じやすくなる心理現象」です。
例えば上司から面と向かって「あなたの仕事振りは本当に素晴らしい」と褒められた場合、どんな気持ちになるでしょうか?
もちろん悪い気はしないかもしれませんが、心のどこかで…
「本心だろうか?」
「何か裏があるのでは?」
と勘ぐってしまいませんか?
一方、第三者を通じて「上司の◯◯さんが、あなたの仕事ぶりは素晴らしいって褒めていたよ」と伝えられたらいかがでしょうか?
メッセージの内容は同じですが、先ほどの例と比べると、随分受け入れやすくなったと感じるはずです。これが「ウィンザー効果」です。
ウィンザー効果の「ウィンザー」とは、アーリーン・ロマノネス著のミステリー小説『伯爵夫人はスパイ』に登場する、ウィンザー公爵夫人のセリフに由来すると言われています。
(以下、https://swingroot.com/windsor-effect#st-toc-h-2より引用)
「第三者の褒め言葉は、どんなときでも一番効き目があるのよ。忘れないでね。いつかきっと役に立つわ。」
(引用ここまで)
「ウィンザー効果」が有効に機能する条件としては、「利害関係がないこと」と「人数が多いこと」です。
例えば、「あのお店のランチ、すごく美味しかったよ!」と宣伝している人物が店主の友人や親族であった場合、利害関係があります。そのため、公平なジャッジとは受け止めてもらえません。
でもお店とは何の関係もない第三者の声であれば、すんなりと受け入れることが出来るでしょう。
また、人数についても「あのお店のランチ、すごく美味しかったよ!」と宣伝している人が1人の場合と100人の場合とでは、明らかに後者の方が説得力が高まります。(ガラガラで寂しい雰囲気が漂っているお店よりも、行列のできる人気店に心惹かれるのも全く同じ理屈ですね)
あなたが提供されている商品・サービスについても、見込み客の説得に有効な「お客様の声」を積極的に集め、各種媒体にてPRしていきましょう。
ステップメール作成に限った話ではありませんが「お客様の声」は商品・サービスの購入を力強く後押ししてくれるはずです。
ぜひご参考ください。